タイ北部のチェンライの森の中で育てられた無農薬コーヒー。日中の暖かな日差し、朝晩の適度な冷え込み、自然をいっぱいに吸い込んだこのコーヒーは、チェンライの山々の風景を思い浮かばせるような自然の香りとクリアな苦みを持ち、口当たりはとてもマイルドです。

東ティモールは2002年に独立し、人口の1/4がコーヒー産業で生計を立てているといわれます。民族紛争が長くコーヒー産業は衰退していましたが、独立後復興しフェアトレードによる農薬を使わない自然栽培が主流となっております。軽い酸味と、ほどよい口当たりが特徴です。

ガラパゴス諸島では、世界自然遺産ならではのコーヒーの栽培事情が存在します。それは、むやみに自然を破壊しないよう、化学肥料・農薬を一切使用していないということです。ガラパゴス諸島産のコーヒー豆は「オーガニック・コーヒー」として扱われており、OCIA（Organic Crop Improvement Association）からオーガニック認証を受けています。

オーガニックコーヒーの栽培がさかんなメキシコの中でも、もっともコーヒー栽培が盛んなチアバス州は、豊かな自然に恵まれた土地です。シエラマドレ環境保護農民組合（CESMAH）が生産するコーヒー豆は、El Triunfo生物保護園の緩衝地帯にあり、標高は1,000ｍから1,750mに位置します。コーヒーは1農家あたり平均4ヘクタールの小規模生産者のコーヒー農園で栽培されており、同地区では環境保全と生物保護のために、コーヒー以外の作物の栽培が制限されています。

南米ペルー北部、アリゾナス州で日本人生産者により栽培されたコーヒーです。ただのフェアトレード商品や認証コーヒーとは違い、環境・背景・品質を生かしたコーヒー作りをしたティピカ種です。木陰による有機栽培で丁寧に作られ、チョコレートのようなコク・甘み・すっきりとした後味が特徴です。
※オルキディア：蘭の花の事で芳醇な香りを意味します。

アフリカの最高峰、キリマンジャロ山、アルジャ地方の高地だけで収穫される極少量のコーヒー豆です。キリマンジャロコーヒー生産者組合（KNCU）よりフェアトレードにてお届けする本物のキリマンジャロです。上品なコクと酸味を持つ逸品です。

南部ボラベン高原で収穫されたアジア産コーヒー。ラオスのコーヒーは1900年の初頭、フランスの植民地時代から始まりますが内戦などにより衰退します。その後、政府の政策により再開されますが80％がロブスター種の為、ティピカ種は大変貴重な豆です。苦味・甘味のバランスの良い豆です。

このブラジル豆は、樹上で完熟し大変貴重なものです。樹上で完熟とは、一度熟して赤くなった実を採らずにそのままにしておき、完全に枯れてこげ茶色になってから収穫する方法です。赤い皮の部分にある甘みが実の方へしみ込み、とてもマイルドで芳醇なコーヒーになります。